ノイビル、スカポにて大いに語る。

英国のskysports.comにて、オリバー・ノイビルのインタビューが載っているとの情報をいただきました。
ドイツのスポーツ誌からの転載ではなく、スカイ・スポーツ独占インタビューとのこと。英語でノイ記事が読めるなんて・・・しやわせー。
記事のタレコミと和訳は、み・ろりマダム。どうもありがとうございました!紹介させていただきますね。


Neuville ready to commit(ノイビルの覚悟)
ドイツ代表のオリバー・ノイビルは、ボルシア・メンヘングラッドバッハで自身のキャリアを終えたいと、skysports.comに語った。
33歳のベテラン・ヒットマンは、長い旅路であるキャリアの最終段階に差し掛かってた。そして、フットボール人生の終わりをメンヘングラッドバッハで迎える心を固めているらしい。
ノイビルは自身のフットボール人生を振り返り、後悔はほとんど無いが、強いて言えばスペインでもう1シーズンプレーしてもよかったんじゃないかと言う。
このちっちゃなストライカーは、イングランドフットボールも試してみたかったとも言うが、全体的には自分の現役時代には満足していた。


「僕はメンヘングラッドバッハでキャリアを終えると思う」ノイビルはskysports.comに語った。
「契約は2008年まであるんだ。その後もプレーするかどうかはわからないよ。この2シーズンでいい仕事が出来たら、クラブは契約延長をオファーしてくれるかもしれないね。
僕は自分のキャリアには後悔してない。でも、もっとスペインでプレーしてたら・・・僕にはそれが合ってたかなあ(テネリフェには1シーズンだけ在籍)
スペインはとても攻撃的なスタイルなんだ。スペースがいっぱいあってね。あとイングランドでもプレーしてみたかったな。でも僕は自分のキャリアに満足してるよ。
ドイツはスタジアムがゴージャスで、ファンが熱狂的なんだ」


「あと一歩でタイトルを逃したこともあったよ。レバークーゼンにいた時、ブンデスリーガとチャンピオンリーグとDFBポカルに優勝できると思ったのに。どれもクラブにとっちゃあすごく重要なものだったのにね。
それから2002年ワールドカップの決勝戦でのこと、僕のフリーキックは入りそうだったのにポストに当たっちゃって。あの時は誰も僕たちに期待していなかったが、僕たちは勝ちたかったんだ」


この夏のワールドカップでは、ノイビルはドイツの鍵を握る選手だった。ベンチから出る機会は限られていたが、ノイビルは本物の誇りを持ってその経験を振り返る。
ドイツが準決勝で、優勝したイタリアに負けたのは残念、という意見もあるが、ノイビルは自分たちホストは皆の見方をいい方に変えたと思う、と語る。


「このような素晴らしいチームでプレーできて、すごく楽しかったね。
以前はドイツはいいプレーをしないくせに勝つ、なんて言われていたけど、僕たちはこの考えを変えた。
ユルゲン・クリンスマンとヨアヒム・レヴは、攻撃的な哲学で僕たちのメンタリティーを変えたんだ。
準決勝で最後に決められて負けたのは、悔いが残るよ。
もうPK戦に気持ちが行っちゃってたんだね。僕たちの方が良いチームなのに、イタリアに負けるなんて悲しいよ」


「ジョーカーとしてどの試合にも15分しか使われなかったことに、いら立ったりはしなかったよ。クローゼとポドルスキーはとても良かったからね。
二人が疲れた時、交代するためにいるんだ。僕は3人目のストライカーでいいと思っていたんだよ。それに実際、いいプレーをして大事な試合でゴールを決めたしね」


「ドイツにとって大事なことは、若者と経験豊かなベテランを混在させること。今のところそれがすごく巧くいってるよ。
永遠に衰えないヒミツがあるわけじゃないけど、年の割には速いままだし、ゴールも決める。大きな怪我をしないでやってこれたおかげじゃないかな」


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「我がフットボールのキャリアに悔いなし」と何度も言いつつ、「あ、でもスペインでもちょっとやりたかったなー」「あ、イングランドでもやってみたかったよー」と未練たらしいことを言うノイビルが好きです。


英デイリー・メイル誌にベルバトフのインタビューがありましたが、ベルボの堅実な経済観念が垣間見えて、これがなかなか面白かった。パパへの深い愛も相変わらず。また後日紹介したいです。