(7)

位置関係



今回の旅行記メンヘン3部作・最終章(そんな大層なもんではない)の続編といったところでしょうか。
ボルシアパルク・シュタディオンから、メンヘングラッドバッハ中央駅に着きました。バスでかい。車内は広々していて快適だった。

ノイビルなじみの・・・

メンヘングラッドバッハでノイビルが唯一知っているというお気に入りバーが、Schiller platzという場所にあるという。そのバーでノイはバックギャモンやダーツに興じたりするとのこと。スタジアムが移転してからはすっかり足が遠のいているらしいが・・・。
そこで駅前のSchiller st.という通りを、目指すバーを目指してずんずん歩いて行った。
ただ名前が似ていると言うだけで根拠は全くなし。根拠はないけどずんずんずん。
しかしそこは駅前のメインストリートから外れたうら寂しい小さな通りで、バーなんて素敵なお店は絶対ありゃしなさそう。人通りもなく寂しすぎたのですぐに引き返した。見切りは早い。引き返すのもずんずんずん。
後から考えたら、件のバーは旧スタジアムのベーケルベルクの近くにあるのだった。どこか知らん。無謀なことしなくてヨカッター。

駅前のカフェでひと休み

忘れていたが、出発が早くてホテルのビュッフェが開いてなくて朝食抜きだったわ。さらに昨夜は晩御飯も食べていなかった。歩き回って疲れ過ぎると睡眠優先で食欲が全くわかなくなるのだ。意外と動けちゃうもんなのよねー。でも少しは食べなきゃ。
コーヒーと菓子パンのようなものを注文。ガラス張りの店内の、駅とバスターミナルが見渡せる席に座る。
行きはとにかく「発車時間は?」「乗り間違えてはいけない!」とそのことばかりが頭を占めていて、辺りの様子を見回す余裕はなかったが、こうして見ると・・・この見たことあるよーな感覚は・・・
小巴里と呼ばれる(らしい)都会デュッセルドルフから、電車で約30分の小都市。ひどい田舎でもなく都会でもない、垢抜けきれない店が立ち並ぶこの駅前の感じ・・・
デュッセルドルフ中央駅が阪急梅田駅なら、ここメンヘングラッドバッハ中央駅は阪急茨木市駅ってとこ?(ローカルなたとえでスミマセン)住むには良さそうなところかも。


このパン、激甘っっっ!!!悪いけど全部食べられなかった。頑張ったけど・・・。
店内は基本的に喫煙OK、禁煙席の方が少なくて隔離されている。分煙といえば普通は逆だと思うんだけど。確かに喫煙者の姿はよく見かけたな。
ガラス越しに、バスを待つ人降りる人、行き来する人たちをぼんやり眺める。
信号待ちするおじいさんグループ、みんなメンヘンのマフラーしている。カッコいいよなあ。これが自然で・・・それだけクラブというものが地域に密着してるんだね。
大通りを歩いて店をひやかしてみたかったけど、1時間に1本しかないアーヘン行きの電車の発車時刻がせまっていたので、カフェを出たらすぐに駅へ。メンヘングラッドバッハとはここでさようなら。